アートとファッションの関係

アートとファッションの関係

六本木森美術館で開催中のUBSアートコレクション「アートは心のためにある」展を見てきた。

http://www.mori.art.museum/contents/art/exhibition/index.html

珍しく、展覧会カタログを買わなかったのですが、そのかわりミュージアムショップにてVOGUEというファッション誌を買ってしまいました。

村上のアニメDVD付録でついてますが、ロサンゼルス現代美術館で開催中の

大回顧展@MURAKAMIの記事が目的です。



そのオープニングパーティーには世界中のセレブやファッションリーダーが集まり、まるでアカデミー賞の授賞式かと思わせるようです。

 

今、ファッションセレブはアートに夢中で、アート作品をコレクションしてるようです。

ルイ・ヴィトンとのコラボ以来アートとファッションの蜜月関係は色々な方面に波及しております。

一方、ファッションや商業ベースに染まったアートなんてと言うやっかみも含めファインとコマーシャルの垣根を残したい勢力によるバッシングも強いですが。

 

でも宮島達男が提唱するように「アート作品は、何かと出会い、何かに気づき、何かに感動するための装置に過ぎず、 アート的体験や感動は、人間ひとりひとりの想像力の中にある」と考えるなら、装置にすぎないアート作品がルイ・ヴィトンとの関係を持って新しい価値観を提唱するのであれば、これこそがまさしくアートであって、デュシャンの便器にも匹敵するモノではないか?

 

アートにタブーがない以上、ファッションだろうがコマーシャルだろうが、デザインだろうがそれらをも取り込んで新しい価値観を作り出すことを否定する者はいないのではないか?

 

そんなふうに考えると、もうアートだコマーシャルだファションだというくくりで論ずる事自体がナンセンスに思われる。

 

いまや、オープンソースのようにソースコードを無償で提供しそこからさらに新しいプログラムを善意により作って行く時代。

実際に村上とヴィトンのコラボによって作り出されたバッグや作品はファッションセレブじゃなくても欲しいと思わせるモノに仕上がってます。

我が家にもしその作品があったら、多分それだけで幸せになるんじゃないかと。