バーネット・ニューマン

バーネット・ニューマン

アメリカ抽象絵画の巨匠  バーネット・ニューマンの企画展が千葉県佐倉市の川村記念美術館で開催中です。
2010年の12/12(日)までの開催です。
10/9(日)は気まぐれでぶらっと行ってきました。
ちょうど14:00からのガイドツアーに参加し、一時間楽しんで参りました。
ガイドツアーでは答えられる質問に対しては親切に教えてもらえるので為になります。
ステラの初期のブラックペインティングを川村美術館では9億円で購入したらしいことも初めて知りました。

 

常設展を見たあとに企画展ですが、いつもの展示室にニューマンの作品が一同に介してます。
普段は常設で『アンナの光』という大作がニューマン専用の部屋に展示してあります。
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今回はほかの作品と一緒に企画展用の展示室にあったのですが、だいぶ印象が違いますね。
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彼はアメリカ抽象絵画の巨匠と呼ばれておりますが、自分のは抽象画ではないと言ってるそうです。
一色に塗られた画面に「ジップ」と呼ばれる垂直線を配し、力強い式面の構成による絵画は、単純明快です人間味を排除した印象がありますが、丁寧に塗り込んだ絵の具やその筆使い、息づかいなどから、画面の奥から深い感情があふれており、ときに畏敬の念をかんじさせ、ときに優しさの感情で包み込まれるようです。
表面的なスタイルはどうあれ感情を大事にするところは抽象表現主義の範疇ですね。
ニューマンやロスコーなどを経て、その後感情などもいっさい排除した絵画が登場するのですが、やはりそれまでには時間がかかります。

 

スタイルはどうあれ、やはり彼も究極的には「芸術とは何か」という根源的な問いを見るものに突きつけているようです。