ターナー

ターナー

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(Joseph Mallord William Turner、1775年4月23日 - 1851年12月19日)は18世紀末〜19世紀のイギリスのロマン主義の画家である。イギリスを代表する国民的画家であるとともに、西洋絵画史における最初の本格的な風景画家の1人である。

 

ターナーは学校教育もほとんど受けず、特異な環境で少年時代を過ごしたようである。
13歳で弟子入りし絵画の道に入り、27歳ではすでにロイヤル・アカデミーの正会員になっているので、権力側についてしまえば一生を安泰に過ごせたはずなのだが、歴史に名を残す人間はそのような人生に甘んじることができないものなのか、44歳のイタリア旅行で感じた陽光と色彩に魅せられ、その後は大気と光の追求に主眼が置かれ、描かれる事物の形態は曖昧になり、ほとんど抽象になっていく。

 

1842年に制作された『吹雪-港の沖合の蒸気船』は発表された当時、石鹸水と水漆喰で描かれたなどと酷評されたようです。が今となっては印象派を30年も先取りした先駆的な作品であるとされています。
現在イギリスで若手美術家の登竜門とされる「ターナー賞」はこのターナーにちなんで始まりました。そこからはイギリスのスーパースター「ダミアン・ハースト」なども賞をとっておりますが、時代と共に歩むことの難しさを改めて考えさせられます。
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1842年『吹雪-港の沖合の蒸気船』