現代生活陶芸 Kaikai Kiki Gallery

現代生活陶芸 Kaikai Kiki Gallery

Kaikai Kiki Gallery からDMが来ました。
今度の展覧会は陶芸作家の小野哲平さんらしいです。
そこには「やきもの」の展覧会を行う意味が、長々と村上によって説明されてました。

 

要訳すると、現代美術の業界では経済力がすべてを支配します。ですので中心はいつだってアメリカです。
日本ではバブルの時代でも現代美術なんて基本的には関係なく、我が国に芸術は根付きませんでした。
というか日本にはアートを必要とする理由が見られないといった方が正しいと思いますが・・・

 

バブルがはじけて、何もかもなくなった中で「現代生活陶芸」というジャンルが生まれたようです。
投機の対象ではなく、一般大衆のための陶芸ということです。

 

同じような社会背景の中で生まれたのが、敗戦国の貧しい文化の中で育った、マンガやアニメ、ゲームなどです。

 

で、なぜ今、「現代生活陶芸」なのかというと、マンガやアニメ、ゲームと同じく、戦後日本に咲いたリアルな芸術としての「現代生活陶芸」は真の現代芸術であり、未来の日本の芸術界の裾野を広げることになる。
というふうに村上は説明しています。

 

要するに、日本は貧乏な芸術でしか世界と勝負できないと言うことなんでしょうね。

 

今日、たまたまみた柏での展覧会で、ある作家とお話ししましたが、ガンダム世代の彼は、「NYのアートシーンは美術手帖でしか知らないし、リアルな実感としてない。」と言ってました。
たしかに・・・・
その言葉はショックでした・・・・
結局我々日本人にとって、世界の中心のNYに代表される欧米の現代美術は所詮海の向こうのことで、リアリティーに欠けます。

 

今、このブログでは90年代の作家達を中心に紹介してますが、欧米の彼らのような必然性が日本の作家にはないということなのでしょうか?

 

尖閣列島のビデオ流出事件や、ちょっと前の田母神論文なんてのも若いアーティスト達にとってはリアリティーに欠けるのでしょうか?

 

アメリカとの違いを改めて考えさせられてしまった一日です。

 

 

ちなみに本日お話しさせていただいた有馬かおる氏の作品は私はとても良いと思います。
たまたま話した内容が、うちに帰ってから見た彼のブログの最新記事2010?10?31とテーマが一緒だったのも不思議な縁を感じます。
http://arimakaoru.blog.so-net.ne.jp/
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