伝説のアートディーラー

伝説のアートディーラー

パリのユダヤ人画商であったレオ・キャステリは、1943年にナチスから逃れるためアメリカに亡命する。
ニューヨークで彼は、同じくヨーロッパから亡命した抽象表現主義の画家達(ニューヨーク・スクール)の活動にシドニー・ジャニスらと共に関わり、美術の中心地をパリからニューヨークに移すことに手を貸している。
しかしニューヨークで発見したアメリカの若い画家達に新しい可能性を見出していた彼は、1957年に年に自分の画廊をオープンし、そこから抽象表現主義以降の新しい現代絵画の歴史をスタートさせることになる。
1958年にジャスパー・ジョーンズの個展を行い、つづいてラウシェンバーグ。
翌年には当時若干23才だったフランク・ステラを見いだし、1961年にはロイ・リキテンスタイン、続いてアンディー・ウォーホル。
1965年にはドナルド・ジャッドなどのミニマルアート。
1972年ジョセフ・コスースなどのコンセプチュアル・アート。
そして80年代にかけてはキーファー、バゼリッツ、クッキ、キア、クレメンテなどのニューペインティング。
そして1985年にはピーター・ハリーなどのネオジオの作家たちと、一見すると何の脈絡もないただの新しもの好きにしか見えないが、そのすべてがNYアート界のスターになっております。

 

それから30年間、レオ・キャステリは、ニューヨーク・モダンアート界のボスであり続け、彼がいなかったら今のアートシーンは大分変わっているだろうと思われるほどその影響力は大きいです。
1999年に91歳で亡くなっていますが、日本のアートディーラーでも彼を尊敬する人は多く、いろいろ検索していく中で次のようなサイトにも行きつきました。
http://www.loaps.com/
このサイトの中で、たくさんのアートディラーのインタービューがありますので、興味のある方はのぞいてみてください。

 

レオ・キャステリについては改めて研究しようと思ってますが、なぜあれほどまでの多種多様の作家達を世に送り出すことができたのか?
またビジネス的な成功を納めることができたのか?
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