池田満寿夫

池田満寿夫

明日の夜は知り合いのお通夜だ。
享年47歳。早すぎる死だ。

という事で何故か、63歳で他界した芸術家「池田満寿夫」について語ってみよう。
版画家として名をなし、晩年はマルチな才能を発揮したユニークな芸術家であるが、本人は若い頃に自分は「天才でなく二流だ」と割り切った所からスタートしている。
といっても、天才ピカソと比べてのことです。
芸術史において本当の天才はセザンヌやピカソ、ダビンチ、ウォーホールなど本当に限られた、芸術史に貢献した数少ないアーティストしかいない。
でも彼は「二流とはいえ天才だ」

http://www.ikedamasuo-museum.jp/

長野市にある池田満寿夫美術館のサイトを久しぶりに覗いてみたら、没後10年の展覧会が開催されている。
確か没後3年の企画展を見にいった覚えがある。
東京方面からだと可成りの距離ですが、ドライブを兼ねてまた行ってみたい。

著書も相当発行されており、だいぶ読んだのですが、なかでも「日付のある自画像」は何度も読み返した。

芸大受験に失敗して、故郷の母親への手紙が中心に編集されてるのだが、18歳からの貧しく、無名で、何もない青春時代の苦悩が綴られている。
生きる支えは「夢」だけ。
それでも画で食べていく為に選択した版画という道。

アーティストが余技で作る版画とはひと味違う、命をかけた作品群。
特に若い頃の作品は天才的だ。

この夏は久しぶりに長野まで足を伸ばしてゆっくり、満寿夫ワールドに浸ってみようと思う。