蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい こっきょう)

蔡國強(ツァイ・グオチャン/さい こっきょう)

火薬を使った作品で、世界的に有名な蔡國強の個展がいよいよ横浜美術館で開催されます。
10月18日(日)までと、期間は十分あるので輪明日レナ威容にどこかで観にいかねば。

 

 

1999年の『第48回ヴェネチア・ビエンナーレ』で『金獅子賞』を受賞しているほか、世界中で個展も開催され、あの北京オリンピックでの開会式の花火の演出などで有名です。
が、正直どうしてここまで売れっ子になってしまったのか?
管理人のアンテナにはあまりひっかかることのなかったアーティストです。

 

今回の展覧回を観にいく前に、自分なりに蔡國強の作品を研究しようかとは思いますが、なぜここまで火薬にこだわるかということがやはり一番の疑問でしょうね。

 

蔡國強は自身の言葉を借りれば、「火薬へのこだわりは、永遠にコントロールできない不安感とわくわく感があるのが魅力だ」といってるようですが、そのことと蔡國強本人がどのように結びつき、どこでオリジナルな表現としての強さをもったのか?

 

じつは、蔡國強は日本に留学しえいたことあり、9年近くに品に滞在していました。

 

花火といえば日本のお家芸かと思いきや、花火は中国で発明され世界に広まったものなんですね。
中国生まれの蔡國強にとって、花火は幼いころからたぶん身近なものであり、日本で見ただろう出あろう花火とが蔡國強のなかで融合し今の表現意いたったであろうことは容易に想像できます。

 

日本の花火のように爆発したあとの、あの美しい図柄をあらかじめコントロールする技術は芸術的なものであり、蔡國強の爆薬はもちろんそこまで仕上がりをコントロールできないのですが、仕上がりを完全にコントロールしようとは思ってないようです。そのあたりに何かヒントがありそうです。

 

横浜美術館の展覧会は十分時間がありますので、ゆっくり考えてみるとしましょう。
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