モーリス・ルイス 展

モーリス・ルイス 展

川村美術館で開催中のモーリス・ルイス 展
http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/index.html
kawamura[1].jpg

 

 

20世紀アメリカを代表する画家、ポロックやロスコーと同時代のこの画家はニューヨークでの生活に挫折して地元ワシントンD.C.で一人黙々と、妻が働きに行ってるあいだにダイニングルームをアトリエにして制作してたなんて知らなかった。
そして妻が帰ってくるまでに、ちゃんと片付けていたらしい。

 

まして、生前にはほとんどその作品は日の目を見なかったことも。

 

今回音声ガイドを借りてじっくりと鑑賞できたおかげで、いろいろ楽しめました。

 

a000014f[1].jpg

 

 

こんな大きな作品を600点も。

 

自分の信じるものがあるというのはここまでも強いのか。

 

その制作方法も謎に包まれているらしいのですが、何を考えてたのか直接彼の言葉で語ってほしかった。

 

狭いダイニングで、こんな大きな作品をどうやって制作してたのかも推測でしか無いらしい。

 

そして、この頃のアメリカのアートは、大きさが表現の一部であり、絵画そのものをみんなで目指していた。

 

その中で、ルイスも大きさと絵画を成立させるための要素としての最低限必要な要素を、色を形を地を・・・。

 

イメージを取り去ったつもりが、できあがた絵からはさまざまなイメージを想像するのも皮肉だ。

 

 

作品だけは確かに美しいし、独創的だ。

 

美術史にのっとって解説をするのも可能だ。

 

しかし彼の考えてることは誰もわからない。